猫をテーマにしたメタファーが使われた楽曲
METAMUSEMAPAの「猫の国」は、猫を象徴的に使った歌詞が特徴的な楽曲です。
歌詞の中では、猫を捨て猫や病気を持つ存在として描き、猫の国という架空の国を舞台にしています。
歌手は、猫の国での問題や差別について考えながら、次の時代を切り開こうとする若者たちを歌っています。
また、歌詞の中には「ニャンちゅう」というフレーズが繰り返し使われ、リズミカルな曲調と相まって聴く人を引き込んでいます。
「猫の国」は、猫を通じて社会問題や若者の思いを表現した楽曲として、多くの人々に共感を呼んでいます。
噛みついてなんぼって 粗探しって 蛙化かって
はみ出してなんぼって あら下品って 帰ろかなって
ねぇ どうして“何か”なんかなきゃいけないにゃー?
ねぇ どうして僕じゃいけなかったなのにゃー
この部分の歌詞は、自分自身に対する不満や疑問を抱えている様子が感じられます。””噛みついてなんぼって 粗探しって 蛙化かって””というフレーズは、自分を守るために攻撃的になることや、小さな欠点を探し出して否定的になることについて言及しています。””はみ出してなんぼって あら下品って 帰ろかなって””というフレーズは、自分が他の人とは違う存在であることを認識している一方で、そのことに対して否定的な意見や批判を受けていることに対する不満や疑問を抱いています。
さらに、””ねぇ どうして“何か”なんかなきゃいけないにゃー?””というフレーズは、なぜ自分には何か特別なものが必要なのか、なぜ他の人と同じように生きることができないのかという疑問を投げかけています。”
次の君を探しつづけるだけなら
ニャンちゅう 捨て猫 病気だって知らなかった?
ニャンちゅう 素敵な お家だって問題だらけ
“君のおかげ”は“君のせい”に似てるし
次の君を選びつづけるだけなら
この部分の歌詞は、捨て猫についての考察をしているようです。歌手は、捨て猫が病気であることを知らなかったことに驚きを感じています。また、素敵なお家にも問題があることを指摘しています。
さらに、””君のおかげ””と””君のせい””が似ていることに言及しています。これは、捨て猫が新しい飼い主を見つけることで、その飼い主にとっては喜ばしいことでもあり、同時に責任も伴うことを意味しているようです。
最後に、次の君を選び続けることについて言及しています。これは、捨て猫が新しい飼い主を見つけるために、探し続けるという意味です。捨て猫は、自分にとって最適な飼い主を見つけるために、選び続ける必要があるのかもしれません。
遊びにいこうよ 楽しいは頑張らなきゃ
遊びにいこうよ 楽しいは頑張らなきゃ
遊びにいこうよ 何もかも景色みたい
もう終わりだねこの国 猫の国
元凶はうちらかにゃあ?
この部分の歌詞は、遊びに行くことを楽しむためには努力が必要であることを表現しています。””遊びにいこうよ””というフレーズは、誰かと一緒に楽しい時間を過ごすことを提案しているように思えます。そして””楽しいは頑張らなきゃ””という一文は、楽しむためには努力や頑張りが必要であることを示唆しています。
また、””何もかも景色みたい””というフレーズは、遊びに行くことで周囲の景色や状況が新鮮に感じられることを表現しています。遊びに行くことで日常のルーティンから抜け出し、新たな視点や体験を得ることができるのかもしれません。
さらに、””もう終わりだねこの国 猫の国””という一文は、この国(状況や環境)が終わりに近づいていることを示唆しています。
ショート動画みたいに 単純ばっか繰り返して
頭おかしくなって 考えすぎ 差別だろって
ねぇ どうして“女”最高!を邪魔しないで
ねぇ どうして話途中で寝られるの
この部分の歌詞は、ショート動画のように短い瞬間を繰り返し見せることで、頭がおかしくなり、考えすぎてしまうことについて歌っています。また、差別についても言及しており、女性の力や魅力を邪魔されることに対して疑問を投げかけています。さらに、話の途中で寝られることについても不思議に思っている様子が伺えます。
この部分の歌詞は、現代社会における情報の過剰さや差別に対する問題意識を反映していると考えられます。ショート動画のような短い情報の連続は、頭を混乱させることがあり、考えすぎてしまうこともあるでしょう。また、女性の力や魅力を邪魔することに対して疑問を持ち、話の途中で寝られることに対しても不満を抱いていることが伺えます。
まとめ
METAMUSEMAPAの「猫の国」は、遊びや楽しみを大切にするメッセージが込められた歌です。歌詞には、猫の国という場所での楽しみや終わりを感じる要素が描かれています。また、差別や問題についても触れられており、社会的なメッセージも含まれています。猫をテーマにした楽曲でありながら、深い意味を持つ歌詞となっています。